シベリア銀河ステーション 136回目 2007年1月29日月曜日

    シベリア銀河ステーション 136回目 2007年1月29日月曜日


    A.お題

    1.




    情報元:
    http://www.eonet.ne.jp/~speedbird/sibekyoku0113.html
    スポンサーサイト

    お便りスパシーバ 2007年1月27日土曜日

    お便りスパシーバ 2007年1月27日土曜日

    担当:
    山上

    A.トーク
    2月「文化の世界」において今年初めての「朗読番組」を放送する


    情報元:
    http://8429.teacup.com/matsu6446/bbs/84

    シベリア銀河ステーション 135回目 2007年1月27日土曜日

    シベリア銀河ステーション 135回目 2007年1月27日土曜日


    A.お題

    1.





    情報元:
    http://8429.teacup.com/matsu6446/bbs/83

    2007年1月27日土曜日番組表

    2007年1月27日土曜日番組表

    21時台
    ニュース
    ラジオジャーナル今日の話題
    シベリア銀河ステーション
    http://pycradiomemo.blog.fc2.com/blog-entry-1985.html

    22時台
    ニュース
    ラジオジャーナル今日の話題
    お便りスパシーバ
    http://pycradiomemo.blog.fc2.com/blog-entry-1986.html

    お答えします 2007年1月25日木曜日 ロシアの記念切手

    お答えします 2007年1月25日木曜日

    A.お題
    ロシアの記念切手


    C.本文
    2006年にロシアでどのような記念切手が発行されたかの紹介




    情報元:
    DX FREEK by josef_zenchan
    http://dxfreek.kt.fc2.com/df/replog/2007replog/200701replog.html

    シベリア極東ジャーナル 2007年1月20日土曜日

    シベリア極東ジャーナル 2007年1月20日土曜日

    A.お題

    1.ロシヤ極東地域のニュース
    ・ 「東シベリヤ・太平洋」石油パイプライン建設プロジェクトの枠内で530キロメートルのパイプラインが建設
    ・ 沿海地方知事のプログラム「電子の沿海地方」の枠内でウェブ・サイト「電子行政府」が開設
    ・ 共和国サハ(ヤクーチヤ)の環境保護対策に22億ループリ以上(ざっと100億円)の割り当て
    ・ ハバーロフスク地方の2007年から2008年にかけての建設事業計画
    ・ サハリーン州の会社「サハリーン・レム・フロート」が海洋貨物コンテナの量産に着手
    ・ サハリーン島南部に雪崩発生の危険性
    ・ アムール州ウスチ・ニュークジャのエヴェーンク族の「遊牧式学校」にスイスの会社「ロレックス」が助成金を供与
    ・ チュコートカ自治管区における集中管理災害通報システムの設営

    2.日本の勲章、旭日章がロシヤ極東の学者に授与された



    情報元:
    http://www.eonet.ne.jp/~speedbird/sibekyoku0120.html

    シベリア極東ジャーナル 2007年1月13日土曜日

    シベリア極東ジャーナル 2007年1月13日土曜日

    A.お題

    1.今年2007年を迎えて
    新春のハバーロフスクの街の様子や“トローイカ”(3人のロシヤ極東っ子)からの声の年賀状をお届け



    情報元:
    http://www.eonet.ne.jp/~speedbird/sibekyoku0113.html
    http://www.eonet.ne.jp/~speedbird/sibekyoku0113-1.html

    お便りスパシーバ 2007年1月6日土曜日

    お便りスパシーバ 2007年1月6日土曜日

    担当:


    A.トーク
    年賀状&クリスマスカードを送ったリスナーの特集


    情報元:
    http://8429.teacup.com/matsu6446/bbs/76

    MMMモスクワミュージックマガジン 2007年1月5日金曜日

    MMMモスクワミュージックマガジン 2007年1月5日金曜日

    A.トーク



    B.選曲



    情報元:
    https://web.archive.org/web/20070222130957/http://www.geocities.jp/takuya9529/

    お答えします 2007年スケジュール

    お答えします 2007年スケジュール

    0104:臨時企画休止
    0111:
    0118:
    0125:ロシアの記念切手

    0202:Радио Маяк
    0209:
    0215:現代映画史
    0223:

    0301:ロシアの競馬
    0308:
    0315:
    0322:
    0329:
    ボリショイ劇場

    0401:
    0408:
    0415:
    0422:
    0429:

    0503:
    0510:
    0517:
    0524:郵便システム
    0531:

    0607:
    0614:
    0621:
    0628:
    ロシア料理

    0705:
    0712:
    0719:
    0726:

    0802:
    0809:
    0816:
    0823:
    0830:
    シベリア鉄道の旅

    0906:
    0913:ソチ
    0920:チャイコフスキーとそのパトロンのフォンメック夫人
    0927:

    1001:
    1008:
    1015:
    1022:
    1029:

    1101:
    1108:
    1115:
    1122:
    1129:

    1206:
    1213:
    1220:
    1227:
    ロシア帝国ロマノフ朝 前編


    臨時企画 2007年1月4日木曜日 カレンダーリ2007年後半

    臨時企画 2007年1月4日木曜日

    A.テーマ
    カレンダーリ2007年後半
    http://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2007/01/18/417758/


    C.本文

    日本の皆様こんばんは。
    2007年のお正月をいかがお過ごしでしょうか?
    新年のひととき、私たちの番組にダイヤルを合わせて下さったリスナーの皆様方には心からお礼を申し上げたいと思います。
    このお正月が、 そして1年が皆様にとって充実したものとなるようお祈り申し上げます。

    さてこの時間は、 毎年お正月恒例の特別番組「カレンダーリ2007」、 その後半をお届けします。
    激動の歴史を経験してきた国・ロシアは、今年2007年も様々な歴史的記念日を迎えることになります。
    「カレンダーリ」、 つまりカレンダーを追いかけながら今年が節目の年にあたっている歴史的人物や事件を日本の皆様にご紹介しましょう。
    今日は2007年の後半、7月から12月までの記念日です。

    「カレンダーリ2007」の後半、最初にご紹介しますのは7月の記念日です。
    今年の7月1日はロシアの革命思想家アレクサンドル・ゲルツェンが、亡命先のロンドンで雑誌「鐘」を創刊してから150年目にあたっています。
    続く2日はロシア出身の作家で、やはり亡命先で活躍したウラジーミル・ナボコフがこの世を去ってから30年目の日となっています。
    さらに7月4日は第2次世界大戦中の1942年、ドイツ軍の猛攻に対して果敢な抵抗を続けていたクリミアのセヴァストーポリ要塞が遂に陥落してから65年目の日を迎えます。
    7月6日はロシア出身のピアニストで指揮者であるウラジーミル・アシュケナージが70歳の誕生日を迎えます。
    今バックに流れていますのは、アシュケナージ演奏によるチャイコフスキー作曲のピアノ協奏曲第1番です。
    また8日はお菓子を作る工場としてソ連の子供たちに大人気だった「クラースヌイ・オクチャーブリ」の前身、「エイネム商会」が創設されてから140年目の日です。
    そして7月15日はモスクワ川とヴォルガ川を結ぶ全長128キロメートルの大運河が完成してから70周年にあたっています。

    もう1つ、7月27日も運河の記念日、ヴォルガ・ドン運河が完成してから55年目の日となっています。
    7月29日は海を描いた大作で名高いロシアの画家、イヴァン・アイヴァゾフスキーが誕生してから190周年。
    そして31日はソ連時代から長年にわたって活躍している歌手、エディタ・ピエハ70歳の誕生日の日です。

    「カレンダーリ2007」後半では前半と同じく各月ごとに最も重要な記念日を選び、詳しくご紹介していきたいと思います。
    まずは今年7月を代表する記念日についてお話しすることにしましょう。
    2007年の7月7日・七夕の日は日本でも人気の高い画家マルク・シャガールの生誕120周年の記念日です。

    マルク・シャガールは1887年7月7日、現在のベラルーシの都市、当時はロシア帝国の領土に含まれていたヴィテプスク近郊でユダヤ人の家庭に生まれました。
    まずはヴィテプスクで、その後はサンクトペテルブルクで絵画を学び、早くから画家として名を挙げています。
    とりわけパリを活動の舞台とすることが多く、ロシア革命後の1923年には最終的にソ連から出国しパリを拠点に定めました。

    このためシャガールは、フランスの画家と見なされることも少なくありません。
    しかし、シャガールは生まれ故郷であるヴィテプスク地方を生涯にわたって愛し続け、その風景は彼の作品に大きな影響を与えました。
    1973年シャガールはソ連政府の招きによってモスクワやレニングラードを訪問しましたが、あまりにも思い出の深いヴィテプスクは、却って訪れることができなかったといいます。

    シャガールは20世紀初頭にパリでキュービズムの影響を受けたこともあり、非常に幻想的でファンタジーに満ち、また独特の色彩感覚を持つ、極めて個性的な作品を数多く残しました。
    しかしそうした一見非現実的な作品の中にも、幼い頃にシャガールが目にした故郷の人々や風景、あるいは牛や山羊などの家畜などが織り込まれ、見る者に懐かしささえ感じさせるものとなっています。
    20世紀を代表する魅力ある画家の1人、マルク・シャガールが生まれてから今年で120周年を迎えようとしているのです。

    それでは8月の記念日のご紹介に移ることにしましょう。
    まず8月1日ですが、今演奏をお聞き頂いています、ロシア最高のピアニストの1人と言われるスヴャトスラフ・リフテルがモスクワで亡くなってから10年目にあたる日です。
    また8月8日は視力をよくするための手術を考案したことで知られる眼科医、スヴャトスラフ・フョードロフの生誕80周年。
    翌9日はソ連時代のポップス音楽の女王で、今も高い人気を誇っているソフィヤ・ロタルの60歳の誕生日です。

    今から350年前の8月16日、ウクライナ・コサックのリーダーで、ポーランドからのウクライナ独立運動を指導したボグダン・フメリニツキーが亡くなりました。
    8月20日は映画監督アンドレイ・ミハルコフ・コンチャロフスキーが70歳の誕生日を迎えます。
    また26日はソ連で活躍したポーランドの女性歌手アンナ・ゲルマンが亡くなってから25年目、そして31日はスターリン批判後に書かれた「雪解け」で有名な作家イリヤ・エレンブルクがこの世を去ってから40年目にあたっています。

    今年8月を代表する記念日として選びましたのは8月21日、ソ連で非常に人気のあった喜劇役者にして道化師であったユーリー・ニクーリンが亡くなってから10年目にあたる日です。

    ユーリー・ニクーリンは1921年にスモレンスク地方で生まれました。
    若い頃は軍隊で勤務し、ソ・フィン戦争と第2次世界大戦で兵士として戦っています。
    そして戦争が終わると、モスクワのツヴェトノイ並木道の伝統あるサーカス団に入り、ここで50年もの間ピエロとして活躍しました。
    またボリショイ・サーカスの一員として日本で公演を行なったこともあります。
    現在サーカス劇場の前にはニークリンの像が立っています。

    またニクーリンは1950年代からは映画の世界にも進出しています。
    主なジャンルはもちろん喜劇映画で、ニクーリンは数々の作品でとぼけた味わいのあるコミカルなキャラクターになり切り、見る者に忘れ難い印象を与えました。
    一方シリアスな人物を演じる演技力も持っており、とりわけ若い頃の経験を活かした戦争映画への出演が有名です。

    ソ連の映画といいますと、タルコフスキーに代表される哲学的な芸術作品や、あるいは「戦争と平和」などのようなスケールの大きい超大作をイメージされる方が多いのではないかと思います。
    しかし同時に、肩の凝らない娯楽映画、みんなが心から笑って楽しめるような喜劇作品も、ソ連では高い人気を誇っていたのです。
    そしてニクーリンは、そのような映画作品を支えた偉大な俳優であり、ソ連の庶民的ヒーローであった、と言うことができるでしょう。
    そのニクーリンが亡くなってからすでに10年、ソ連時代はますます過去へと遠ざかろうとしています。

    続きましては、今年9月にロシアが迎える歴史的記念日です。
    今からちょうど50年前の1957年9月4日、ソ連が導入した最初の本格的なジェット旅客機ツポレフ104型機がモスクワ・ニューヨーク航路を飛行しました。
    9月7日はソ連を代表する作曲家の1人キリル・モルチャノフが生まれてから85周年。
    翌日9月8日は、1812年ナポレオン軍のモスクワ遠征の中でも最大の激戦となったボロジノの戦いから195年目を迎えます。

    9月11日はロシアの人気歌手にして国会議員でもあるヨシフ・コブゾンの70歳の誕生日です。
    そして9月13日は第2次世界大戦中の1942年、ドイツ軍がスターリングラードへの本格的な攻撃を開始してから65年目にあたっています。
    さらに9月15日はソ連の人類学者で歴史的な人物の遺骨を基に、その人物の生前の風貌を再現したことで有名なミハイル・ゲラシモフが誕生してから100周年の記念日です。

    今年の9月24日はボロジノの戦いで重傷を負ったピョートル・バグラチオン将軍が亡くなってから195年。
    同じ24日はシベリアのブラーツクに水力発電所が建設されてから40年目にあたる日です。
    その次の日、9月30日はロシア演劇界を代表する演出家の1人、ユーリー・リュビーモフが90歳の誕生日を迎えることになっています。

    2007年9月、最も重要な歴史的記念日として選びましたのは人類の宇宙開発を予言した科学者、コンスタンチン・ツィオルコフスキーの生誕150周年にあたる9月17日です。
    コンスタンチン・ツィオルコフスキーは1857年9月17日、リャザン地方のイジェフスコエ村に生まれました。
    幼い頃、熱病にかかって聴力のほとんどを失い、それが原因で学校にも通えなくなるという不幸に見舞われたツィオルコフスキーは、独学で知識を身につけることに喜びを見い出すようになります。
    とりわけ、父親によってモスクワ留学を許されたツィオルコフスキーは、図書館に通い詰めて数多くの書物を読みあさりました。
    中でも彼を惹き付けたのは物理学で、この知識を実地に活かしての研究を志すようになったのです。
    そしてツィオルコフスキーがその知的活動の舞台として選んだのが宇宙でした。

    その後、ツィオルコフスキーは中学校の教師の職を得、まずはモスクワ南部の地方都市ボロフスクで、その後はカルーガで働きます。
    しかし科学の中心地からは遠く離れた田舎町に暮らしながら、ツィオルコフスキーの探究心は衰えることがありませんでした。
    その研究ははるかに時代を先取りしたもので、液体燃料を使った多段型のロケットによる宇宙飛行という、極めて先進的な理論を完成させていたのです。
    この他にもツィオルコフスキーは宇宙開発に関する数多くの提言を行ない、将来における宇宙船や人工衛星のスタイル、あるいは無重力空間での生活についてまで言及しています。

    ツィオルコフスキーの業績は特にロシア革命の後で評価されるようになり、1919年にはソ連科学アカデミーの一員に選ばれました。
    しかし彼が生きているうちには、技術の発展は彼の理論に追いつかず、ツィオルコフスキーは人類による宇宙飛行の実現を見ることがないまま1935年にこの世を去りました。
    それでもツィオルコフスキーの有名な言葉、「地球は人類の揺りかごだが、我々がこの揺りかごに永遠にとどまることはないだろう」という予言的な言葉の通り、今や人類は地球を飛び出し、本格的な宇宙開発の時代に入ろうとしているのです。

    ここでもう1曲、音楽の休憩を挟むことにしましょう。
    今年9月11日に70歳の誕生日を迎えるロシアの歌手、ヨシフ・コブゾンの歌声で「私のモスクワ」、それではどうぞ。

    (曲)

    次にご紹介しますのは、2007年10月の歴史的記念日です。
    まず10月最初の日、10月1日はソ連で初めてカラーテレビの放送が始まってから40周年です。
    また10月3日はモスクワのレンコム劇場が創設80周年を祝うことになります。

    10月7日はウラジーミル・プーチン大統領が55歳の誕生日を迎えます。
    続く8日はロシア正教会で最も敬われている聖人の1人、セルギー・ラドネシスキーが亡くなってから615年目にあたる日です。
    10月15日は第2次世界大戦で激戦の舞台となったスターリングラード、現在のヴォルゴグラード市内にあるママイの丘で、戦没者慰霊施設の除幕式が行なわれてから40年目の日です。

    今年の10月22日はロシア革命のルポルタージュ「世界を揺るがした十日間」によりその名を広く知られるアメリカのジャーナリスト、ジョン・リードが誕生してから120周年にあたっています。
    そして10月23日は2002年にモスクワで起きた悲劇的な劇場占拠事件から5年目の日を迎えることになります。

    10月を代表する記念日としてご紹介しますのは先月9月と同様、宇宙に関係する記念日です。
    今年の10月4日はソ連が世界で初めて人工衛星の打ち上げに成功してからちょうど50周年という記念すべき日となっています。

    人類が本格的に宇宙へ進出しようとしていた1950年、その動きの先頭に立っていたのがソ連とアメリカという当時の2つの超大国でした。
    宇宙へのロケット打ち上げに成功すれば、国の威信を格段に高めるばかりでなく、核兵器との組み合わせによって戦略的な優位を確実なものとすることができたからです。
    国家レベルの大プロジェクトとなった両国の宇宙開発ですが、ソ連側の開発チームを率いていたのが、「カレンダーリ2007」の前半でも詳しくご紹介したセルゲイ・コロリョフでした。

    1957年10月4日、コロリョフの開発チームが作り上げたR-7型ロケットに載せられた人工衛星スプートニク1号はバイコヌール発射基地から打ち上げられ大気圏を突破。
    地球の周回軌道への到達に成功しました。
    直径58センチの球体に4本のアンテナが突き出ただけという、極めてシンプルなデザインのスプートニクは人類が初めて宇宙空間に送り込んだ人工的な物体として歴史にその名を刻み込んだのです。

    今年2007年はロケット技術の開発を推進したセルゲイ・コロリョフの生誕100周年、宇宙飛行の理論的な基礎を作り上げた先駆者コンスタンチン・ツィオルコフスキーの生誕150周年、そしてスプートニク1号の打ち上げから50周年と、宇宙開発の歴史の中でも重要な位置を占める記念日が重なっています。
    今や本格的に宇宙へ進出しようとしている人類にとっても、節目の年であると言えるのではないでしょうか。

    新年特別番組「カレンダーリ2007」の後半も残すところあと2か月となりました。
    今年11月の歴史的記念日です。
    まず11月3日はソ連が第2番目の人工衛星スプートニク2号を打ち上げてから50周年。
    このスプートニク2号には実験用の犬が乗せられており、初めて生物が宇宙へと打ち上げられたことになります。
    続く11月4日はモスクワのオスタンキノ・テレビ塔の運用が始まってから40年目。
    また11月10日はソ連時代の指導者レオニード・ブレジネフが亡くなってから25年目にあたっています。

    今から170年前の1837年11月11日、ロシアでは初めてとなる鉄道の運行が始まりました。
    11月19日はソ連軍がスターリングラードで反撃を開始してから、また23日はスターリングラードのドイツ軍を完全に包囲してから65年目の記念日です。

    今年11月の最も重要な記念日として選びましたのはロシアの歴史の中でもとりわけ大きな意味を持つ出来事、10月革命から90周年の記念日です。
    今から90年前、1917年の11月7日、レーニン率いるボリシェヴィキ派は武装蜂起を成功させ、権力の掌握に成功しました。

    すでに「カレンダーリ2007」前半の番組でもご紹介しましたように、1917年に起きた2月革命により、ロシアでは帝政が打倒され、新しい時代が始まろうとしていました。
    しかしながら革命によって成立した臨時政府は当時のロシアが抱えていた内外の問題を解決することができず、とりわけ第1次世界大戦の継続は国民にとって非常に大きな負担となっていました。
    そうした中でボリシェヴィキ派は臨時政府を倒し、自らが権力を手にするという構想を練り上げていたのです。

    ユリウス暦の10月25日、現在の暦では11月7日、ボリシェヴィキ派は首都ペトログラードで臨時政府の中枢が立て籠っていた冬の宮殿を武力で制圧します。
    それまでの指導者であったケレンスキー首相は脱出を余儀なくされ、権力は完全にボリシェヴィキ派の手中に収められました。
    そしてその後、長く苦しい内戦の時代を経た後ではありますが、新たな国家・ソヴィエト連邦が誕生することになったのです。

    もちろんソ連崩壊後の現在では1917年の2つのロシア革命に対する評価は大きく変わっています。
    と言うよりは今に至るまで新たな評価が定着していないと表現した方がいいかもしれません。
    この90周年という記念日はロシアの歴史に巨大な影響を与えたあの革命について考える、1つのきっかけになるのではないでしょうか。

    「カレンダーリ2007」の後半も、いよいよ最後の月をご紹介することになりました。
    2007年12月の記念日です。
    12月1日もロシア革命に関連した記念日で、革命の直後、現在のイタル・タス通信の前身にあたるペトログラード通信社が創設されてから90周年目となります。
    また12月8日は1987年にソ連とアメリカがINF(中距離核戦力)全廃条約を結んでからちょうど20年目の日です。

    今年の12月9日は今バックでお聞き頂いていますグリンカ作曲のオペラ「ルスランとリュドミラ」の初演から165周年の記念日。
    また同じ12月9日はハチャトゥリャンが作曲した「ガヤネ」の初演から65周年。
    ロシアの音楽史上に残る2つの曲が丁度100年の時を経て同じ日に発表されたことになります。
    12月12日はソ連の有名なヘリコプター設計所であるミリ設計局の創設60周年の記念日です。

    12月17日は「ロシアの声」日本課にとっては重要な日と言えるでしょう。
    今から20年前のこの日、今では日本人スタッフのチーフとなっている日向寺康雄アナウンサーがモスクワに到着しました。
    22日は有名な児童作家でソ連アニメ界が誇る名キャラクター、チェブラーシカの生みの親であるエドゥアルド・ウスペンスキーが70歳の誕生日を迎えます。
    また12月27日はトレチャコフ美術館の創始者である絵画コレクター、パーヴェル・トレチャコフの生誕175周年です。

    12月28日は第2次世界大戦でドイツ軍との戦いに活躍したイヴァン・コーネフ元帥の生誕110年。
    30日はロシア革命から5年後の1922年にソヴィエト連邦の成立が宣言されてから85周年です。
    そして12月31日は再び1917年の記念日、ロシア帝国からフィンランドが独立を宣言してから90年目の日となっています。

    2007年の最後を飾る記念日として取り上げますのは12月13日です。
    この日はロシアの美術史上でも極めてユニークな位置を占める画家、ニコライ・レーリフの没後60年にあたっています。
    「レーリフ」という名字は「リョーリフ」と発音されることもありますから、そちらの方でご存知の方もおられるかもしれません。

    ニコライ・レーリフは1874年にサンクトペテルブルクで生まれました。
    芸術アカデミーで修行を積むという、画家としては「王道」とも言えるコースを歩んだレーリフですが、その作風は非常に個性的で、オリジナリティに溢れるものでした。
    レーリフは歴史、とりわけキリスト教が伝わる以前の古代ロシアの歴史に魅力を感じ、自ら考古学の調査に参加したこともあるほどで、そうした古い時代の風景を絵の形で再現しています。
    中でもロシアの大河を下るヴァイキングたちの船を描いた作品「海の向こうからの客人」は歴史教科書の挿し絵などにもよく使われています。
    さらにレーリフはストラヴィンスキーがバレエ「春の祭典」を作曲した時、古代ロシアをモチーフにした舞台と美術をデザインしたことで知られています。

    レーリフはまた東洋的なものへ限りない憧れを持つ旅人というもう1つの「顔」を持っています。
    1928年からインドに移り住んだレーリフは中央アジアや南アジア各地を旅し、その先々で出会った光景を自らの作品の中に描いていきました。
    戦前には満州国をも訪れ、日本のマスコミに取り上げられたことさえあったんだそうです。
    そしてレーリフは祖国ロシアに帰ることなく、1947年12月13日インドのパンジャブ地方でこの世を去りました。

    ニコライ・レーリフは生涯に7000を超える作品を残しており、例えばモスクワのトレチャコフ美術館でもその一部を見ることができます。
    興味のある方は是非、独特の魅力を持つニコライ・レーリフの世界に触れてみて下さい。

    「カレンダーリ2007」では様々な記念日についてお話ししてきましたが、歴史を作っていくのはここでお話ししたような大事件ばかりではありません。
    全ての人がその人生の中で節目となる出来事を経験しつつ、人類の歴史を一歩ずつ先へと進めていくのです。
    そして人間はそのような出来事を歌で飾るという文化を築き上げてきました。

    前半と後半の2回に分け、今年2007年にロシアが迎える歴史的記念日をご紹介してきました「カレンダーリ2007」、いよいよお別れの時間がやってきました。
    今年のロシアが迎える様々な歴史の節目について、リスナーの皆様はどのような感想を持たれましたでしょうか?
    この番組に対するご意見・ご感想など、お便りの中で書いていただければ幸いです。
    もしも、特に興味を持たれた記念日についてお知らせ下されば、今後、特別番組の中で改めて詳しくお話しするつもりです。

    もちろんロシアは番組でご紹介したもの以外にも、その長く波乱に満ちた歴史の中で本当にたくさんの出来事を経験しています。興味を持たれた方はロシアの歴史について調べてみて下さい。
    この番組が少しでもロシアの歴史に対する関心を高めることにつながるよう願っています。

    それでは本年も「ロシアの声」日本語放送をよろしくお願いします。
    さようなら(ダスヴィダーニャ)



    情報元:
    趣味のBCLの部屋
    http://www.sky.sannet.ne.jp/fuki1965/log200701.html

    臨時企画 2007年1月3日水曜日 カレンダーリ2007年前半

    臨時企画 2007年1月3日水曜日

    A.テーマ
    カレンダーリ2007年前半
    http://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2007/01/18/417755/


    C.本文

    リスナーの皆様、 明けましておめでとうございます。
    新しい年・2007年のお正月、 皆様はどのように迎えられましたでしょうか?
    「一年の計は元旦にあり」といいますが、 お正月にあたって決意も新たに 様々な目標を建てられた方が多いと思います。
    そして私たちも 皆様方とご一緒にこの1年間が充実したものになるよう頑張っていくつもりです。
    どうか今年も「ロシアの声」をよろしくお願いします。

    さてこれから毎年恒例の新年特別番組「カレンダーリ2007」をお届けすることにしましょう。
    長い歴史を持つ国・ロシアでは今年も数多くの歴史的人物や事件が節目の年を迎えることになっています。
    「カレンダーリ」というのはロシア語で「カレンダー」という意味ですが、このカレンダーリをめくり、歴史的記念日を紹介しながら長く波乱に富んだロシアの歴史そのものをリスナーの皆様にご紹介していきたいと思います。

    2007年にロシアが迎える歴史的な記念日をご紹介する「カレンダーリ2007」、今年も1月から順番に始めていくことにしましょう。
    前回と同じく、まずは各月ごとに記念日を簡単にご紹介した後、1つの重要な歴史的記念日に絞って詳しくお話しするという方式をとりたいと思います。
    もしも簡単にしか触れられなかった記念日の中でもリスナーの皆様の興味を引いたものがあれば、是非お便りでお知らせ下さい。後日改めてご紹介したいと思います。

    まず今年2007年の1月2日はロシアを代表するバレエの演出家で、ソ連時代に人民芸術家の称号を与えられた巨匠、ユーリー・グリゴローヴィチの生誕80年であり、またソ連時代のアイスホッケーのスーパースター、アレクサンドル・ヤクシェフの生誕60年にあたっています。
    このお2人は今も健在で活動を続けているため、それぞれ60歳と80歳の誕生日と表現した方がいいかもしれません。

    1月9日は19世紀のロシアの航海家・冒険家で北極海に浮かぶヴランゲリ島にその名を残すフェルディナント・ヴランゲリの生誕210年の記念日です。
    また12日はソ連時代の有名な航空機設計者ウラジーミル・ペトリャコフが1942年に亡くなってから65年目にあたっています。
    そして17日も同じくロシアの航空機の発達に大きく貢献した科学者、流体力学の創始者とも言われるニコライ・ジュコフスキーが誕生してから160周年の記念日です。
    ちなみにモスクワ州内の街・ジュコフスキーは彼の名にちなんでつけられたものです。

    今から95年前の1月19日、ソ連の数学者・経済学者でノーベル賞を受賞しているレオニード・カントローヴィチが生まれました。
    1月29日は1922年にモスクワ国立交響楽団が結成されてから85周年。
    そして1月31日はチャイコフスキー作曲のオペラ「チェレヴィチキ」の初演が行なわれてから120年目にあたっています。
    この時チャイコフスキーは初めて指揮者を務めているため、チャイコフスキーの指揮者デビューから120周年という言い方もできそうです。

    それでは2007年1月を代表する歴史的記念日をご紹介することにしましょう。
    今年の1月12日はソ連の「宇宙開発の父」と呼ばれた偉大な科学者、セルゲイ・コロリョフの生誕100周年の記念日となっています。

    セルゲイ・コロリョフは1907年1月12日、ウクライナのジトミルに生まれました。
    まずはキエフで、後にモスクワの技術学校で学んだコロリョフは航空機設計部門で技術者として働き始めますが、とりわけ大きな関心を持ったのがロケットエンジンの開発でした。
    ロケット技術はソ連で早くから注目されていたこともあり、1930年代、コロリョフを含む研究者グループの手によっていくつかの小型ロケットが設計され、発射実験までもが行なわれていました。

    一方、コロリョフの技術者としてのキャリアは決して順調に進んだわけではありません。
    ソ連が大粛清の真っただ中にあった1938年、コロリョフは無実の罪により逮捕されるという悲劇に見舞われます。
    しかし極東の流刑地での苛酷な労働に耐え抜いたコロリョフは、その後移された別の流刑先で軍用機の開発に協力、その功績が認められて復権を果たします。
    そして戦後には再びロケット部門の研究に携わることになりました。

    第2次世界大戦後のソ連のロケット開発はドイツの技術を入手できたこともあって飛躍的な進歩を遂げていきます。
    そしてその先頭に立っていたのがコロリョフ率いるロケット開発チームでした。
    国家的なプロジェクトとして宇宙開発を進めていたソ連がアメリカに先駆けて人工衛星の打ち上げ、さらに有人宇宙飛行を実現する上で最大の功労者がセルゲイ・コロリョフだったのです。

    1957年、つまりコロリョフがちょうど50歳の誕生日を迎えた年、ソ連は人類初の人工衛星・スプートニクの打ち上げに成功します。
    この打ち上げは全世界に大きな衝撃を与え、ソ連を宇宙大国として印象づける重要な出来事となりました。
    さらにわずか4年後の1961年、有人宇宙船ヴォストーク1号はユーリー・ガガーリンを宇宙空間へ送り出し、そして無事に帰還させています。
    苦難を乗り越え、ロケット技術の開発に人生を捧げてきたコロリョフはついに人類の宇宙への道を切り開くことに成功したのです。

    セルゲイ・コロリョフは1966年に59歳の若さで亡くなりました。
    しかし現在でもコロリョフの名は宇宙開発の黎明期・「英雄時代」を代表する人物としてガガーリンと並んで記憶されています。
    そのコロリョフが生まれてからちょうど100年を迎える2007年は宇宙開発の歴史において極めて重要な記念日であると言うことができるのではないでしょうか。

    続きましては2007年2月にロシアが迎える歴史的記念日です。
    まず2月1日はロシアの科学者で周期表の発見という巨大な功績を残したドミトリー・メンデレーエフが亡くなってからちょうど100年目にあたる日です。
    また2月9日はロシア革命後の内戦で活躍し、ソ連初期のヒーローの1人であった軍人ヴァシーリー・チャパーエフが生まれてから120周年。
    そして30年前の同じく2月9日にはフランコ政権の下で長年反共産主義を貫いてきたスペインがソ連との国交回復を果たしています。

    2月10日はロシアの国民的な詩人であるアレクサンドル・プーシキンが決闘により亡くなってから170年。
    同じく10日はロシアの伝統舞踊を基礎として新たなダンス芸術を生み出したモイセーエフ・アンサンブルが誕生してから70周年の記念日でもあります。
    今バックでお聞き頂いていますのはモイセーエフ・アンサンブルのレパートリーの1つ、「ウクライナのダンス」です。

    今年の2月20日はチャイコフスキーのバレエ作品の中でも特に高い人気を誇る「白鳥の湖」が初めて上演されてから130周年目の日です。
    そして2月27日は作曲家アレクサンドル・ボロジンの没後120年であり、同時に帝政ロシアの伝説的なパイロットで世界で初めて宙返り飛行を行なったと言われるピョートル・ネステロフが生まれてから120周年の日でもあります。

    さて今年2月を代表する記念日として選びましたのは15日。
    今から150年前の1857年2月15日、作曲家ミハイル・グリンカがこの世を去りました。
    スモレンスク地方で豊かな地主の家に生まれたグリンカは当時の上流階級の習慣にならって首都・サンクトペテルブルクで教育を受け、ここで音楽と出会います。
    その後グリンカはイタリアやドイツなどに留学し、西ヨーロッパの音楽理論を学び取りました。
    しかしグリンカの作品は西欧の音楽を模倣しただけのものではなく、逆にロシアの伝統を本格的に音楽作品に取り入れた初めての作曲家となったのです。

    グリンカがとりわけ成功を収めたのがオペラでした。
    1836年初演の「皇帝に捧げし命」は17世紀のロシアの歴史を題材とした作品であり、ロシアで作られた初の本格的な歌劇として高く評価されています。
    またオペラ第2作目の「ルスランとリュドミラ」はアレクサンドル・プーシキンの物語詩を原作としたもので、やはりロシア独自の伝統を追究する姿勢が濃厚な作品となっています。

    さらにグリンカはロシアの音楽界にはかり知れないほどの影響を与えた人物だと言うことができるでしょう。
    それまでのロシアは西欧音楽をほぼそのままの形で輸入していたのですが、グリンカ以後は自分たちの伝統に注目し、民謡や伝統的な旋律などを積極的に取り入れた音楽を創造しようという気運が高まったのです。
    特に有名なロシア国民学派の「5人組」、つまりバラキレフ、キュイ、ムソルグスキー、ボロジン、リムスキー・コルサコフはグリンカの方向性をはっきりと受け入れ、さらにそれを発展させていきました。
    1857年2月15日、ミハイル・グリンカは滞在先のベルリンで亡くなりました。
    その遺骸はペテルブルクに送られ、アレクサンドル・ネフスキー大修道院の墓地に葬られていますが、これはヨーロッパから様々なものを学びながら、ロシアの大地に根ざした音楽を作り上げようとしたグリンカの人生を象徴しているようにも思われます。

    次は今年3月にロシアが迎える記念日です。
    2007年3月4日は19世紀ロシアを代表する文豪の1人、ニコライ・ゴーゴリが亡くなってから155年目にあたる日です。
    また3月5日は第2次世界大戦中の1942年に交響曲第7番「レニングラード」の初演から65周年。
    作曲家ドミトリー・ショスタコーヴィチがレニングラードでドイツ軍に包囲されながら書き上げたこの曲はレニングラード市民のみならず、ファシズムと戦うソ連の全ての国民を勇気づけるものでした。
    今バックでお聞き頂いているのがその曲です。

    3月6日は人類初の女性宇宙飛行士ヴァレンチーナ・テレシコワが70歳の誕生日を迎えます。
    また3月10日は「ツム」の略称で知られるモスクワの中央百貨店が開店してから85周年の記念日です。
    そして3月16日はソ連の人工衛星コスモス・シリーズの1号機が打ち上げられてから45周年となっています。

    今から85年前の1922年3月19日、ロシア革命後初めての巨大建築物となるラジオ・タワーがモスクワのシャボロフスカヤに誕生しました。
    3月27日はこれも存命中の人物の記念日ですが、ロシア音楽界の重鎮の1人、ムスチスラフ・ロストロポーヴィチの80歳の誕生日です。
    さらに3月30日は1867年、当時のロシア帝国が領有していたアラスカをアメリカに売却してから140年目にあたる日です。

    さて今年の3月にはロシア史の転換点となった非常に重要な記念日が控えています。
    3月12日はロシア帝国の歴史に終わりを告げた1917年の2月革命からちょうど90年目にあたっているのです。
    1917年という年はロシアにとってはまさに激動の1年でした。
    1914年から続く第1次世界大戦を戦っていたロシアは軍事的に大きな損害を出していたばかりか、社会そのものが世界大戦の負担に耐え切れず危機は深まる一方でした。
    こうした中、国民の不満は政府に対して向けられ、革命の気運が高まっていました。

    国際婦人デーにあたる3月8日、当時ユリウス暦を使っていたロシアでは2月23日、首都ペトログラードで女性労働者がストライキを行ない、これをきっかけに街全体で大規模なデモが盛り上がりました。
    軍隊ももはやこれを鎮圧できず、逆にデモ隊に合流してしまう有り様で、すでに政府が事態を掌握できないことは明らかでした。
    そして3月12日(ユリウス暦2月28日)、国会にあたるドゥーマでは政権の掌握が宣言され、皇帝ニコライ2世の手から権力を奪取する決定を下したのです。
    ニコライ2世自身も3月15日には皇帝の位から退くことを認め、300年続いたロマノフ王朝はこうして終焉の時を迎えました。

    2月革命はロシアの専制政治を打倒し、社会に様々なレベルでの自由をもたらすものとなったことは確かです。
    一方、革命によって成立した新たな国家体制は長続きせず、同じ年の10月革命で崩壊、さらにその10月革命で誕生したソ連もすでに消滅しており、
    ロシアの激動の歴史の中で「革命」という出来事をどう評価すればいいのか今の段階では最終的に答が出ていないと言うべきなのかもしれません。
    しかしいずれにせよ、今から90年前に起きた2月革命がロシア史の中でも特筆すべき重要な歴史的事件であったことだけは否定できないでしょう。

    季節は春に移り、4月の歴史的記念日です。
    まず4月2日はソ連崩壊後にロシアとベラルーシが国家連合の形成に関する条約を結んでから10周年。
    同時に第2次世界大戦後のソ連・インド国交樹立から60周年にもあたっています。
    また4月4日はソ連を代表する映画監督アンドレイ・タルコフスキーの生誕75周年の記念日です。
    4月10日は現代ロシアの経済学者で政治家のグリゴーリー・ヤヴリンスキーが55歳の誕生日を迎えます。
    4月14日はロシア帝国末期の首相ピョートル・ストルィピン生誕145周年。
    そして17日はロシア2月革命の直後、レーニンが有名な「4月テーゼ」を発表してから90年目の日となっています。

    続く4月18日はノヴゴロド公アレクサンドル・ネフスキーがロシアに侵入したドイツ騎士団をチュード湖の戦いで撃破してから765周年の記念日です。
    また4月25日はソ連時代の有名な作曲家で「モスクワ郊外の夕べ」などの作品で知られるヴァシーリー・ソロヴィヨフ・セドイの生誕100周年です。

    4月にピックアップしてご紹介しますのは私たちにとって取り分け重要な記念日の1つです。
    今から65年前、1942年の4月14日、「ロシアの声」の前身にあたるモスクワ放送の日本語放送がスタートしました。
    つまり今年の4月14日は「ロシアの声」日本課にとって65歳の誕生日にあたるわけです。

    ご存知のように当時1942年は第2次世界大戦の真っただ中で、日本とソ連はまだ直接戦ってはいなかったものの、お互い異なる勢力に属していました。
    そして戦争が終わった後も、やはり両国は東西の陣営に分かれ、「近くて遠い国」という悲しむべき状態が続きます。
    そんな中でモスクワからの日本語放送はソ連の対外宣伝という性格はあったものの、日本の人々にソ連の情報を直接伝えるという重要な役割りを果たしていたのです。

    そして現在、冷戦の終結と共にロシアと日本の交流が政治的な壁に阻まれる時代は終わりを告げました。
    これに伴って「ロシアの声」日本語放送も新たな役割りを果たすことを求められています。
    放送開始65周年というのは私たち職員にとっても「ロシアの声」が歩んできた道のりを振り返り、またこれからのことを考えるよいきっかけになる記念日です。
    節目の年を迎えた「ロシアの声」日本語放送を今後もいっそう充実したものにしていきたいと思っています。

    それでは5月の記念日をご紹介することにしましょう。
    まず5月7日は1992年にロシア連邦軍が創設されてから15周年にあたっています。
    この時期は前年末のソヴィエト連邦解体を受け、ロシアでは様々な組織の再編成が行なわれていました。
    同じく15年前の翌5月8日にはロシアの人形劇芸術の第1人者セルゲイ・オブラスツォフがこの世を去っています。
    さらに5月8日はモスクワのクレムリン脇にある戦没者追悼施設、無名戦士の墓の除幕式が行なわれてからちょうど40年目の日でもあります。

    5月12日は第2次世界大戦における重要な戦いの1つ、ハリコフの戦いが始まってから65年目の日となっています。
    この戦いは5月29日まで続きました。
    同じく12日はソ連の優れた航空機設計者、アレクサンドル・ヤコヴレフの手がけた飛行機が初飛行を行なってから80周年です。
    そして5月15日はロシア赤十字社が誕生してから140年目を迎えることになります。

    今から120年前の1887年5月20日、レーニンの兄である革命家アレクサンドル・ウリヤノフが皇帝暗殺計画に参加した罪で死刑に処されました。
    続く21日は20世紀前半のロシアで高い人気を誇った歌手、アレクサンドル・ヴェルチンスキーが亡くなってから50年目の日です。
    また23日は現在でも国際宇宙ステーションへの補給作業で活躍している貨物輸送用宇宙船、プログレスが初めて打ち上げられてから25周年となっています。

    今年の5月の代表として選びましたのは非常に古い記念日です。
    今から850年前の1157年5月15日、モスクワの最初の支配者として知られるユーリー・ドルゴルーキー公がこの世を去りました。
    12世紀半ばのロシアはキエフ公国の時代にあたっています。
    現在のロシアとウクライナ、ベラルーシの原形にあたる国・キエフ公国はこの当時は公と呼ばれた支配者が各地で割拠し、戦乱が絶えませんでした。
    そんな中、現在のモスクワを含むキエフ公国の北東部を支配した有力な公がユーリー・ドルゴルーキーだったのです。
    そして史料に「モスクワ」という地名が初めて登場するのは今から860年前の1147年のことであり、ユーリー公の領地にある町の1つとして言及されています。

    実のところ、ユーリー・ドルゴルーキーは当時の都・キエフを手に入れることを人生の目標としており、本来の領地であった北東ロシアはあまり重視しようとはしませんでした。
    ましてや、その中でも無名の小都市であったモスクワに関してユーリー公自身がどれほど関心を持っていたかは分かりません。
    しかし皮肉なことに、まさにこのモスクワこそがユーリー・ドルゴルーキーの名をロシア史上において高からしめたのです。
    現在ユーリー・ドルゴルーキーはモスクワの創始者と見なされており、街の中心部には堂々たるユーリー公の騎馬像が立っています。

    お送りしてまいりました「カレンダーリ2007」、いよいよ前半最後の月となりました。
    今年6月の歴史的記念日です。
    まず6月2日はゴーゴリの大作「死せる魂」の第1部が完成してから165年目にあたっています。
    また6月8日は数々の優れた作品を残した画家イヴァン・クラムスコイの生誕170周年の記念日です。

    今年の6月9日はロシア史上に巨大な足跡を残した改革者、ピョートル大帝が誕生してから335年目を迎えることになります。
    一方6月11日はソ連で大粛清が続いていた1937年、トゥハチェフスキーを中心とした赤軍の指導者たちが処刑されてから70年目の日にあたっています。
    6月14日は西シベリアの都市・トボリスクの創建420周年、また翌15日は極めてユニークな歴史観を提示したことで知られる歴史家にして思想家、レフ・グミリョフが亡くなってから15年目の日となっています。

    6月17日は今お聞き頂いています「ペトルーシカ」の作曲者、イーゴリ・ストラヴィンスキーの生誕125周年の記念日です。
    続く6月18日はヴァレーリー・チカーロフがツポレフANT-25型機を操縦し、モスクワから北極点を経由してアメリカのバンクーバーへ到達、無着陸飛行の世界記録を更新してから70周年という、ロシアの航空界にとっては記念すべき日を迎えます。
    そして6月29日は日本においてソ連との友好・親善を進めた団体である日ソ協会が誕生してから50周年にあたっています。
    ちなみに日ソ協会は現在では日本ユーラシア協会と名を改めて活動を続けています。

    「カレンダーリ2007」前半の締めくくりに6月最大の記念日として選んだのは6月5日、モスクワ最大の子供向け百貨店「ジェーツキー・ミール(子供の世界)」の開店50周年の記念日です。
    すでに「ジェーツキー・ミール」と名付けられた百貨店は1947年に登場していましたが、1957年6月5日に営業を開始した店はモスクワの中心部、ルビャンカ広場に面した巨大な店鋪で、おもちゃや子供用の衣服などを専門に扱う本格的な子供向け百貨店でした。
    その後、ソ連では人口10万人以上の街には全て「ジェーツキー・ミール」を設置するよう指示が出されますが、モスクワの「ジェーツキー・ミール」はその一号店となったわけです。

    子供の発育、子供の教育はソ連がとりわけ力を入れた分野の1つであり、現在でもロシア人の中にはソ連時代に過ごした子供の頃のことを懐かしむ方が少なくありません。
    国家の主導により作られた子供用品の専門店「ジェーツキー・ミール」は、ソ連という1つの時代を象徴する存在だと言えそうです。
    なおルビャンカ広場の「ジェーツキー・ミール」一号店は現在に至るまで子供のためのおもちゃや本、衣服、学校用品などを売る百貨店として営業を続けており、いつでも子供たちやその両親を中心としたたくさんのお客さんで賑わっています。

    今年のロシアが迎える歴史的記念日をご紹介する新年特別番組「カレンダーリ2007」、この時間は1年の前半にあたる1月から6月までの記念日をご紹介しました。
    次回は後半、7月から12月までの記念日を取り上げていきたいと思います。


    情報元:
    https://web.archive.org/web/20070222130957/http://www.geocities.jp/takuya9529/

    シベリア銀河ステーション 134回目 2007年1月2日月曜日

    シベリア銀河ステーション 134回目 2007年1月2日月曜日

    A.お題

    1.










    情報元:
    https://web.archive.org/web/20070223201828/http://www.geocities.jp/matsu6446/

    臨時企画 2007年1月1日火曜日

    臨時企画 2007年1月1日火曜日

    テーマ:
    モスクワから声の年賀状


    担当:


    A.トーク



    B.選曲



    情報元:
    https://web.archive.org/web/20070221085805/http://www.geocities.jp/matsu6810/
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